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データサイエンスの知見をビジネス価値につなげること。そのために必要なことは、専門家同士の協働

小川 祐樹

シニアマネージャー

profile

市場調査会社での統計解析業務に従事したのち、データ分析ベンチャーの立ち上げに参画。6年ほどマーケティング領域を中心にデータ分析実務経験を積んだのち、大手コンサルティングファームにてデータアナリティクス、RPA、AI技術等のビジネス実装に携わったのち、アポロ社の立ち上げに参画。

#01

AI・DXをビジネス価値につなげることにコミットする

私は、大学を卒業したのち、マーケティング領域での統計解析や機械学習モデルを活用したビジネス示唆をクライアントに提供することを生業としていました。日々進化する機械学習モデルの活用法を学び、実務に適応することはやりがいのあることでしたが、2010年代前半はビックデータブームからAIブームという流れで、場当たり的なPoCで止まってしまうことも多く、せっかく意義のあるモデル活用の企画や分析示唆が出せても、事業のなかでしっかり位置付けられないと価値につながらないということを痛感する経験も多くありました。自身でも事業企画や業務化を進められるスキル・経験を得ようとコンサルティングファームに転職をしたのですが、そこで出会ったのは、データ分析とは別の高い専門性を持ったコンサルタントの人たちでした。そうした仲間たちと様々な課題に取り組むことができ、ビジネス成果につながるデータ活用を実現できたと自負しています。ビジネス・データサイエンス・エンジニアリングそれぞれに専門性があり、それぞれに高い専門性を持った個人のあつまりがチームとして動くことで初めてビジネス価値につなげられると気づけたことから、高い専門性を持つチームとスピード感を持ってたくさんの課題を解くことで社会貢献につなげたいとアポロ社の立ち上げに参画しました。いまは、ANAグループとアポロ社が共同で設立したOrbitics株式会社にも参画するなど、データサイエンティストとビジネス企画専門家が協働する組織作り、文化の普及にも携わっています。